チーム全員でサービスの提供価値を言語化
デザインコンセプトを策定するにあたり、簡易的なペルソナと、コア機能についてのカスタマージャーニーマップを作成しました。この作業は、サービスの根幹を形作るため、チームにアサインされているディレクター・デザイナー・エンジニア全員で行ないます。
この段階でユーザーがサービスを使うときの最も重要な価値について言語化しておきます。これにより、チームメンバー全員で以下の共通認識を持つことが可能になります。
1.このサービスがどのようなユーザーに使われるのか
2.ユーザーがどんな状況でこのアプリを使い始め、またどのようなメリットを感じて使い続けるのか
根拠と経緯を明確にしたコンセプト策定
コンセプトは、どのようなプロセスを経てたどり着いたのか、根拠と経緯が明確に理解できる資料作りを重視し策定しています。
簡易ペルソナ設計時にユーザーに提供する価値を具体的化できていたため、コンセプト提案ではその価値を「どのように」感じてもらうかという部分を核としました。
スターツアメニティーという会社としてのブランドイメージ、「ナビパーク」という駐車場としてのブランドイメージ、さらに今回新しくリリースする「ナビパークアプリ」のユーザーにとっての価値、それぞれの方向性をすべて加味しながら、コンセプトの検討を進めていきました。
複数のシステムと連携し、駐車場機器の動作テストも実施
開発は、複数のシステムとの連携を中心に進行しました。
駐車場の選択機能はスターツアメニティーが保有する位置情報と連携。スマートフォンのGPSをオンにすると座標を計算し、地図上に駐車場のアイコンを表示します。その中から近くにある駐車場のみ一覧で料金が表示され、選択できるよう実装を行いました。
決済は代行システムを通じ、ペイメントの特性に合わせて開発を実施。精算機のAPIと通信し、料金や支払いに関する情報をやりとりできるよう実装しました。また、実際に連携が可能な駐車場に足を運び、動作テストも行いました。
運用によりサービスを改善・拡大
リリース後は、サービスを成長させるための取り組みを意識し運用を行っております。
まずは複数の種類の精算機に対し順次対応を拡大。さらに、売上やダウンロード数、各ページの閲覧数、離脱率といった数値を取得し分析することで、お客様にとってより使いやすいアプリになるよう改善提案を行ってまいります。また、アプリの開発にはFlutterを利用しており、将来異なるプラットフォームでの展開が見込まれた際にも対応できるよう、拡張性を持たせています。
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