WebフォームからLINEでの応募受付へ

当初、講談社様よりCOMSBI導入についてのご相談を頂いた段階では、応募受付をWebフォームにて実施されており、応募者の方に漫画原稿のデータ添付および住所・氏名・電話番号・メールアドレスといったご連絡先の入力をお願いする必要がありました。
LINEで受付する一番のメリットは、友だち登録によって連絡手段を確保できるため応募の手順が削減され、完了までのハードルが下がることです。また、入力ミスにより連絡が取れないといったトラブルも避けられます。加えて、LINEのメッセージ機能はメールや電話よりも気軽な印象があるため、受賞者や健闘した応募者の方とより近い距離でコミュニケーションを取ることができるようになります。
新人賞の応募だけでなくオンライン・オフラインのネームの持ち込みもLINEから予約ができるようにした結果、目に見えて予約数の増加がみられました。実際の手順の削減だけでなく、ユーザーの方にとって身近なツールを利用するといった心理的なハードルの低さも重要なきっかけになっていると考えられます。

LINEならではの機能を活用し応募を促進

LINEを導入頂いたことで、応募者へ参加特典としてLINEポイントを付与するといった取り組みが実施できるようになりました。Webフォームでこれを行おうとした場合、ギフトを贈るための何らかの外部サービスにアクセスしてもらう必要がありますが、LINEという共通のプラットフォームを利用することで応募の動機づけとしてのキャンペーンの実施が簡単に行えます。
さらに、LINEの特色として、メッセージ配信機能を用いて応募受付の告知やリマインドを行うことができ、ただ応募を待つだけでなく直接アプローチする施策としてもご活用いただけます。

アンケートを元に顧客データを収集

ユーザーの情報はCOMSBIのデータベース上に収集されており、現在、運用として月1回のアンケートを集計しています。実際に応募されたユーザーの方だけでなく、友だち登録はしているがまだ応募をしていない、興味を持っている段階のユーザーの情報が得られることもWebフォームでは実現できないメリットです。どのような属性を持った方が応募されるかという情報を集めることによって、今後の新しいご提案に向けたデータ活用を行っていく予定です。